気象庁防災情報XML連携(PUSH型)

気象庁防災情報XMLとシラサギとを連携させ、

  1. 震度5強以上の地震発生時に、緊急災害レイアウトに切り替える。
  2. 大津波警報発生時に、職員にメールを送る。

などをシラサギにさせることができます。

この機能を有効にするには、まず利用申請を送り、その後、シラサギを設定していきます。

ここで説明しているPUSH型の気象庁防災情報XMLは2020年(令和2年)8月末に終了することが決まっております。 新規に設定する場合は、v1.13.0 から利用可能なPULL型による気象庁防災情報XMLの受信をご利用ください。

申請

気象庁防災情報XMLフォーマット形式電文の利用申請が必要です。 その方法を説明します。

  1. 申請書の「subscriberのエンドポイントURL」
  2. フォルダー属性「RSS取込/気象庁防災情報XML」のフォルダーを作成 “weather” というフォルダーを作成したとすると、 subscriberのエンドポイントURLは、次のとおりとなります。
    http://demo.ss-proje.org/weather/subscriber
    
  3. 申請書の「verify.tokenの登録を希望する場合はtokenを記載」
  4. ランダムな文字列を設定します。
  5. 申請書の「登録を希望するatomフィードの分類種別」
  6. 利用目的に応じて適切に選択します。

他の欄を適切に記入し、所定の手続きどおりに申請してください。

開通後

  1. 申請の 1 で作成したフォルダーに受信した電文(XML)が格納されています。
  2. フォルダー設定の変更
  3. 受信した電文が際限なく溜まっていくので「最大保存件数」を適切な値に設定します。
  4. 「HMAC Key」に、申請書の「verify.tokenの登録を希望する場合はtokenを記載」に記載したランダムな文字列を設定します。
  5. 設定を保存します。
  6. 数時間待ってみて正しく電文(XML)を受信できていることを確認します。

気象庁防災情報XMLと連携して、何か動作をさせる設定

手順として:

  1. 受信条件を作成します。
  2. 受信時の動作を作成します。
  3. 1 と 2 とを結びつける「フィルター」を作成します。

受信条件の作成

  1. 申請の 1 で作成したフォルダーを開き、ナビメニューの「受信条件」をクリックします。
  2. 条件を適切に作成します。例えば震度 5強以上の自身で何かアクションを起こしたい場合は、種別「地震速報」を選択し、震度から「5強」を選択します。

受信時の動作の作成

  1. 申請の 1 で作成したフォルダーを開き、ナビメニューの「受信時の動作」をクリックします。
  2. 動作を適切に作成します。例えば緊急災害レイアウトに切り替えたい場合は、種別「緊急災害レイアウト切替」を選択し、切り替えるレイアウトを選択します。

フィルター作成

受信条件と受信時の動作とを結びつけます。

  1. 申請の 1 で作成したフォルダーを開き、ナビメニューの「フォルダー設定」をクリックします。
  2. 「フィルターを管理する」をクリックします。
  3. 受信条件と受信時の動作とを設定します。受信時の動作は最大 5 つまで設定できます。

上手く連携できない時

  1. Basic 認証がかかっていると電文を受信できません。 フォルダー属性「RSS取込/気象庁防災情報XML」のフォルダーだけでも Basic 認証を解除してください。