日本語ファイル名のダウンロード
v1.14 から、日本語ファイル名のダウンロードをサポートしています。 既定ではこの機能は無効になっており、本書に示す手順にて有効化します。
設定変更
config/ss.yml
(存在しない場合は config/defaults/ss.yml
をコピー)をテキストエディタで開き、次の設定を変更します。
file_url_with: name
publish_file_with: ln_s
シラサギを再起動し、全フォルダーと全ページを書き出せば、ファイルへのリンクに日本語ファイル名がセットされていることを確認することができるかと思います。
オプション: 類推されづらい物理ファイル名
物理ファイル名をこれまでアンダースコアで構成してきましたが、もう、このようにする必要はありません。物理ファイル名は類推しづらいものの方が良いと思いますので、config/environment.yml
(存在しない場合は config/defaults/environment.yml
をコピー) の次の設定を変更します。
multibyte_filename: hex
オプション: 機種依存文字の有効化
シラサギの既定の設定では “①” のような機種依存文字は、機種に依存しない安全な文字に置換されますが、”①” は機種依存文字とはいえ一般的に広く使われており、利用できないのは不便です。
そこで “①” のような機種依存文字を利用可能にするために config/environment.yml
(存在しない場合は config/defaults/environment.yml
をコピー) の次の設定を変更します。
unicode_normalization_method: :nfc